祐奈ちゃんへのインタビュー / Interview to Yuhna-chan

@ 幻実館 / Pavilion of Actual Illusions


BPマスター: やっと祐奈ちゃんの許可がもらえたので、遅れ馳せながらインタビューが公開できることになったけど、どういう心境の変化なのかな?
祐奈ちゃん: はい、うちの大学って結構学則が厳しくて、違反がバレると退学になっちゃうみたいなんですけど、このくらい画像を修正してもらったらバレないかなって気持ちになったってことです。(^_^;;
BPマスター: 学則が厳しいっていうけど髪の毛を染めるのは学則違反じゃないの?
祐奈ちゃん: これは染めたわけじゃないんです。シャンプーとかで色が抜けちゃう髪質らしくて、なんにもしてないのにこんな色になっちゃうんです。
BPマスター: 髪の色も肌の色も全部修正しちゃったから、かなり個人情報は消えてるよね。あ、元々の髪の毛が栗色だっていうこと言っちゃったけど、元の肌の色がもっと黒かったか白かったか分からないからいいよね。
祐奈ちゃん: はい、ありがとうございました。修正、大変じゃなかったですか?
BPマスター: 実はこの作業のためにパソコン教室に通って画像処理ソフトの使い方を一から勉強したんだよ。「そんなこともできるんだ!?」って驚かされることが多くて、結構いい勉強になったよ。お蔭でパソコン教室で勉強した技を美術館のあちこちで応用してるよ。近々ページのデザインも大幅に変えようと思ってるんだ。v(^_^)v
祐奈ちゃん: そうなんですね。パソコン教室って結構授業料高いんじゃないですか?
BPマスター: うん、画像処理ソフトの勉強とホームページ・デザインの両方で15万円くらいかな。まあ、美術館を運営していく上での「必要経費」さ。画像処理ソフトを勉強したお蔭で祐奈ちゃんの作品も公開できることになったんだから、もう十分元は取れたと思うよ。
祐奈ちゃん: そうですか?それなら良かったけど。そう言えばアタシのスタイルも修正してないですか?
BPマスター: 失礼しました。ちょっとクビレを作ってバストを成長させておきました。(^_^;;
祐奈ちゃん: やっぱり。(;_;) 作品107の試作ページを見たときになんとなく普段自分で鏡の前で見ている自分のスタイルと違う気がしたんです。(^_^;;
BPマスター: 実は「JANBOPAI Museum」の「Museum」は「美術館」っていう意味もあるけど「博物館」っていう意味もあるんだよね。「博物館」は事実を正確に伝えなきゃいけないけど、「美術館」なら多少の「美化」はいいかなって思ったんだよね。美術館に飾ってある絵だって多少は本物より綺麗に描いてあるんじゃないかなって思ってね。
祐奈ちゃん: まあ、それもそうですね。メイクするのだってある意味で「美化」ですからね。アタシ絶対スッピンじゃ外に出ませんものね。
BPマスター: まあ、そういうことだよ。JANBOPAI Museum の場合、「美化」という意味と、「モデルさんのプライバシーを守る」って意味と両方の面があるけどね。ホクロとかもそのままにしておくと身近な人には絶対にバレるものね。(;_;)
祐奈ちゃん: モデルさんのことを大事にされているんですね。
BPマスター: それはそうだよ。ボディーペインティングってモデルさんがいてくれて初めて成り立つ「芸術」だからね。特に日本は「ハダカ」に対して異常に厳しい社会だからね。歴史的に見ると江戸時代の風呂屋は普通に混浴だったし、海に潜る海女さんたちは昭和の中頃まで普通にトップレスだったのに、今になったらやたらにハダカに冷たくなったよね。
祐奈ちゃん: そうなんですね。
BPマスター: 昭和の終わり頃は世の中はもっとずっとオープンで、テレビでは陰毛が映らなければハダカもOKで、全裸の女性が普通に見られたし、街を歩いている女の子も上半身はブラだけなんていうファッションも一時期は許されたんだけど、今になったらそんな格好、絶対に見ないよね。(^_^;;
祐奈ちゃん: コミケとかハロウィンとかではありますけどね。
BPマスター: そうだね。なんか知らず知らずのうちに「世の中の自由」が奪われているような気がしてね。そうそう、そう言えば、昭和の終わりに日本テレビが放送していた「投稿!特ホウ王国」では上半身にTシャツを描いただけのボディペ娘を「日本一の薄着美女」として紹介していたりしたから、いい時代だったんだよね。その格好で商店街で買い物する姿を放送してたからね。
祐奈ちゃん: 世の中全体が委縮しちゃってるんですかね?その映像って見られますか?
BPマスター: 見られるよ。YouTube に「特ホウ 日本一の薄着美女」っていう映像があるんで、それを見るといいよ。ついでに投稿!特ホウ王国の他の回の内容もチェックして見ると面白いよ。「日本一大胆な水着で泳ぐ美女」とか「日本一大きなバストを持つ中学生」とか、今では絶対に放送できない内容が目白押しだよ。「日本一大胆な水着で泳ぐ美女」は2回放送してるけど、どちらもV型水着を着て通年型室内プール(宮崎のシーガイア福島のスパリゾートハワイアンズ)で泳いでいるという内容だから、今よりずっと「自由な時代」だったと思うね。当時はみんなが「これからもっと自由な時代が来るんだ。」って思ってたね。今は世の中全体が委縮してる感じがするけど、祐奈ちゃんは委縮するなよ。何かあったら、ボディペだけでマッパで歩いたときのことを思い出してね。その気になれば何でもできるって思えるはずだから。
祐奈ちゃん: そうですね。何かあったら今回のことを思い出して頑張ります。v(^_^)v 間違いなく「一生の思い出」ですけど、それと同時に「勇気の源」になるかも知れませんね。(^_^;;

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日本ボディーペインティング美術館ご来館者総数 / Total Visitors to JANBOPAI Museum

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