小夏ちゃん

作品76 サンタ・クロス、2009. 12. 17
Santa Cross, Op.76, Dec. 17, 2009


Konatsu-chan
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日本ボディーペインティング美術館作品76(1/33)  私、BPマスターの仕事の都合で、12月3日に予定していた撮影を10日に、さらに17日に延期してもらっているうちにすっかり冬になってしまいました。しかもホテルの暖房が全然利かず小夏ちゃんはずっと震えながら描かれる羽目に陥りました。その辺りの事情は小夏ちゃんへのインタビューに書いてありますので、お読みください。

 例年定番のサンタクロースですが、今年は胸にクロスをあしらって「サンタ・クロス」になってもらいました。変なところで十字架を使ってしまいましたが、バチが当りませんように、南無南無って、それは宗教が違いましたね。(^_^;;
  日本ボディーペインティング美術館作品76(2/33)

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 12月の撮影なので、何かクリスマス絡みのデザインを描かせてもらおうと考え、「サンタ・クロス」を描かせてもらいました。サンタ・クロースと十字架(クロス)を絡めた駄洒落ではあるのですが、意外にセクシーで、かつどことなく荘厳な感じがして自分では結構気に入ったデザインに仕上がりました。
 最近毎回「自信作」とか「会心の作」と言っていますよね。(^_^;;

 まずは制作過程から。

 黄色で星と十字架(クロス)を描きます。
日本ボディーペインティング美術館作品76(4/33) 日本ボディーペインティング美術館作品76(5/33)
日本ボディーペインティング美術館作品76(3/33)

 この段階で、レースの模様一つ分に当たる間隔で目印を白く描いておきます。


 小夏ちゃんへのインタビューにも書いてありますがホテルの暖房の故障で、室内は超低温。描かせてもらう合間にBPマスターが顔と体を使って小夏ちゃんの体を暖めてあげてはいますが、この寒さはどうにもなりません。

 右の写真を見て頂くと分かりますが、乳房にも鳥肌ってできるんですね。(^_^;;

日本ボディーペインティング美術館作品76(6/33)

 星も黄色一色のときには全く立体感がありませんが、金色で陰を描くと途端に立体的に見えてきます。
 因みに今回は「影」ではなく、「陰」と書いているのにお気付きですか?例えば、テーブルの上にリンゴが置いてあるとき、リンゴの下半分が暗くなるのが「陰」で、テーブルが暗くなるのが「影」なんです。いつもは水着の「影」を素肌に描くのですが、今回は星の下半分を暗い色にしているので、「陰」なんです。

日本ボディーペインティング美術館作品76(7/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(8/33)

日本ボディーペインティング美術館作品76(9/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(10/33)

それにしてもいつもながら、凄いところに色を塗らせてもらっていますよね。v(^_^)v 日本ではボカシを入れざるを得ませんが。(;_;)


 「完成したところで外へ。」と言いたいところですが、さすがに11月にこの格好は目立ち過ぎますので、ホテルのテラスでの撮影のみです。

日本ボディーペインティング美術館作品76(11/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(12/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(13/33)

 お気付きのことと思いますが、この傘は作品55のときも使ったものです。

日本ボディーペインティング美術館作品76(14/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(15/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(16/33)

 屋外の撮影が終わったところで室内に入ります。ガラス張りの部屋なので、室内に入ってくる光がとても柔らかです。

日本ボディーペインティング美術館作品76(17/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(18/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(19/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(20/33)

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 ここからはバスルームでの撮影です。バスルームもガラス張りでとても明るいので、綺麗な写真が撮れます。

日本ボディーペインティング美術館作品76(24/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(25/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(26/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(27/33)

 折角の明るいバスルームなので、普段ほとんど公開したことのない洗い流しの場面をご紹介します。
 最初の写真で小夏ちゃんが手にしている水色のビンが、小夏ちゃんへのインタビューにも登場するポンズから販売されているポアホワイトのクレンジングオイルです。このクレンジングオイルをペインティングした個所にかけて、しばらく時間をおいてから擦ると良く落ちます。

日本ボディーペインティング美術館作品76(28/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(29/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(30/33)

日本ボディーペインティング美術館作品76(31/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(32/33)     日本ボディーペインティング美術館作品76(33/33)

完成まで1時間半、完成してから洗い流すまで1時間。う〜ん、なんとも儚い芸術ですよね。(^_^;;


小夏ちゃんへのインタビュー

BPマスター: いや〜、「お疲れ様。」って言うより「お寒〜ございました。」と言うべきだよね?外で撮影している間は仕方がないにしても制作中ずっと寒い思いをさせることになろうとは思いもしなかったよね〜。(^_^;; こんなの初めてでしょ?
小夏ちゃん: そうですね、ホテルの中にいるのに震えが止まりませんでしたからね。エアコンから時々冷たい空気が出てくるんですもん。(^_^;;
BPマスター: ちょっと酷すぎるよね。ファンの皆さんにもN市のホテルSには冬は絶対に行かないように知らせたいね。描かせてもらっている間、足だけはタオルを掛けておいたけど、上半身はどうにもならないもんね。申し訳ないんで、僕の頬っぺたと手を小夏ちゃんの体にくっ付けて時々暖めちゃったけどね。
小夏ちゃん: マスターの顔って暖かいですね。背中とか胸に押し付けてもらうとホント生き返った感じでした。
カメラマンさん: 何回も覆いかぶさってましたね。
BPマスター: 覆いかぶさってたとかいうと誤解を招きそうですけど、10分おきに頬っぺたを背中や胸に押し当ててましたね。背中に頬っぺたをくっ付けているときは両手でオッパイも同時に暖めたりしてましたけど。お蔭で撮影が終わってファミレスのオシボリで顔を拭いたら、赤と銀が混ざった不思議な色の粉がいっぱい取れましたけどね。(^_^;; 小夏ちゃんに年内に10作品描かせてもらうってしばらく前に宣言したもんだから、ちょっと無理しすぎちゃったかもね。
小夏ちゃん: だけど、3日も10日も天気は最悪だったんで、17日でまだ良かったと思いますよ。車の中はエアコンを付けなくても大丈夫なくらい暖かかったんで、ホテルのエアコンが悪いんですよね。
カメラマンさん: まあ、すべてガラス張りみたいな部屋だから仕方ないけどね。しかしその分、光線は最高ですね。室内の写真も凄く綺麗に写ってますよ。
BPマスター: そうですね、室内の方が柔らかくていい色が出てますね。それに今回は物凄く広いガラス張りのバスルームがあったんで、洗い流す途中の写真も結構撮ってもらいましたしね。v(^_^)v ところで、今回小夏ちゃんの10作目で初めての赤が主体の作品だったけど、落とすの大変だった?
小夏ちゃん: そうですね、確かに今までで一番大変だったかも知れませんね。
BPマスター: 僕の知っている範囲だと黒も落としにくいって聞いてたんだけど前作の黒と今回の赤とどちらが落としにくかった?
小夏ちゃん: 赤の方ですね。黒はどこに残っているかすぐに分かるんですけど、赤はどこに残っているのかが分かりにくいんで余計大変でしたね。(^_^;;
カメラマンさん: しかしポンズのクレンジングオイルが落としやすいって見つけてくれた美樹ちゃんは凄いよね。これがなかったら、もっとずっと大変だったよね。
BPマスター: 大変とか言いながら、カメラマンさんもモデルさんの背中を流すのが楽しみなんじゃないんですか?
カメラマンさん: 役得だと思わなきゃいけないのか知れないけど、しょっちゅう見てるんで、小夏ちゃんの裸は見てもなんとも思わないけどね。
BPマスター: う〜、可哀想に。それは職業病ですね。 それはそうと、今日小夏ちゃんが着てきたブラとパンティー、可愛かったね。あれ、どこのメーカー?
小夏ちゃん: あれですか?あれはピーチ・ジョンです。
BPマスター: あれ、そのまんまボディペで描けそうだから、いつかの撮影のときに着てきてね。そっくり同じ色合いで描かせてもらうか、色違いで描かせてもらうかしたいので。
小夏ちゃん: いいですよ。来年暖かくなったら宜しくお願いします。m(_ _)m
BPマスター: 同じ年に10作品以上描かせてもらったモデルさんは2005年のBPクィーン様の14作品と、2008年の美樹ちゃんの13作品に次いで小夏ちゃんが3人目だから来年も期待してるんで宜しくお願いします。
小夏ちゃん: こちらこそ宜しくお願いします。マスター、良いお年を。
BPマスター: 小夏ちゃんも良いお年を。
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