March 4th, 2003 |
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「元旦に公開」という今までにないパターンですが、干支に因んだデザインなので、敢えてこのようにさせて頂きました。 撮影は木枯らし吹き荒ぶ 頭と手足に付ける小物は使っても、躯幹(=胴体)部に貼り付ける小物は使わないという主義を今まで守ってきましたが、今回はシッポを付けるとセクシーだということに気付いたため、例外としてシッポを貼り付けさせて頂きました。 小夏ちゃんの感想は小夏ちゃんへのインタビューに書いてありますので、お読みください。 |
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右下にボタン(・)が付いている写真はクリックすると拡大されます。 |
まずは制作過程からご覧頂きます。左の2枚では白い部分だけが目立つと思いますが、下半身にもうっすら縁取りが描いてあります。
色は薄い順に塗っていくのが大原則ですから、まず白と灰色で胸元のファーの部分を描きます。まず帯状に白く塗った後、上下にギザギザを描くとフワフワした感じがでます。(下左の写真参照)
胸元のファーが描き終ったらワンピースの本体を描きます。字は形を整えるのが難しいので、真っ先に描きます。
続いて、黄色に黒い縞の寅柄ですが、ここで一工夫が必要となります。
黒い縞を自然に配置するためには、どこに黒い縞を走らせるかを最初に決めなければなりませんが、黒を先に塗ってしまうと、黄色が濁って綺麗な黄色になりません。そこで、細い線で黒い縞の位置を決め(下の真ん中の写真参照)、黒い縞の幅の分を残して、黄色を塗っていき、最後に黒い縞を太くして(下右の写真参照)完成させます。
背中も同様です。
背中が完成したところですが、まだ何かが足りませんね? そうです。まだシッポが付いていません。 |
いよいよ外に出ます。朝のうちは日差しがあったのですが、いざ撮影を始めようとしたら、日が陰ってしまったため、小夏ちゃんは泣きそうな顔です。
あまりに寒いので、屋外での撮影はそこそこで切り上げて室内に移動。小夏ちゃんの幸せそうな顔が印象的です。
そうこうしている間にまた日が出てきたので、再度屋外へ。小夏ちゃんもさっきより少し柔らかい表情に。
とは言っても
しばらくシッポを付けている間にすっかりシッポの扱いに慣れた感じです。 まあ、元々人類の祖先にはシッポが付いていたんでしょうから、昔の記憶はどこかに残っているのかな??? |
前の撮影のときに「良いお年を。」って言ったのに急に撮影を頼んじゃってゴメンネ。実は「これまで干支に因んだボディペってやったことないな。」って思って、急にトラを描かせてもらいたくなっちゃったんだよ。第一、干支で絵にできるのってウシとトラくらいでしょ?サルとかイノシシとかって小夏ちゃんも描かれたくないよね?そう思ったら、トラ年を逃すと次は |
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アタシも人を驚かすの結構好きなんでお引き受けしちゃいました。 |
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BPマスター: | 前回のあまりの寒さに懲りて今日はセラミックヒーターを2台も持って来ちゃったよ。実は前回の撮影のときに僕の顔と手で小夏ちゃんの体を暖めたってインタビューに書いたもんだから、小夏ちゃんのファンの方から「不必要な体の接触は避けて欲しい。」って強く頼まれてね。 |
小夏ちゃん: | 助かりました。今日は暖かかったです。アタシ、ホント寒がりなんで。だけど、この前のときにはマスターに暖めてもらわなければ凍死してました。 |
BPマスター: | 今日ホテルの人に聞いたら、前回撮影に使った部屋はエアコン修理中で今日は使えないんだって。 |
小夏ちゃん: | そうですよね。あの寒さは異常でしたから、修理してもらわないとね。 |
BPマスター: | ところで、以前から「スカートとか水着のヒモとか、ボディペで描けないものは実物を使ったらどうか」というファンの提案があったのは知ってるよね?だけど、「それは JANBOPAI 流の主義に合わない」と頑なに断ってたんだけど、今回はトラのシッポを付けちゃったよ。 |
小夏ちゃん: | 最初シッポを付けたときにはちょっと違和感がありましたね、やっぱり。シッポ付けた経験ってありませんでしたから。 |
BPマスター: | まあ、普通そうだよね。だけど、しばらくシッポを付けている間に、すっかりシッポの扱いがうまくなったね。テラスでの1回目の撮影が終わって、室内で撮影してる間に日が出てきたんで、またテラスに出てもらったんだけど、2回目の方がずっとシッポの扱いが様になってたよ。 |
小夏ちゃん: | そうですか?ありがとうございます。途中からは結構シッポが気に入ってました。 |
コスプレとしてはこのままで外も歩けそうだよね。 | |
BPマスター: | 「寅年新春大売出しセール」とかっていうプラカードを用意してくれば商店街を歩けたかな? |
小夏ちゃん: | ダメですよ、寒くて凍死しちゃいますよ。 |
BPマスター: | そうだよね、ホテルの中庭だから撮影できたけど、外は絶対無理だよね。 |
カメラマンさん: | 「寅」の字、うまく描けてますよね。 |
BPマスター: | はい、ペンキ屋ですから。前に雑誌で JANBOPAI Museum を紹介してもらったときに「まず塗装」って書いてあって、結構落ち込みましたけどね。 |
注) | 「プロのペンキ屋さんだったんですか?」というメールをもらいましたが、雑誌に「まず塗装」と描かれたことを自虐的に言っているだけで、ペンキ屋ではありませんので、悪しからず。本職はエンジニアです。 |
カメラマンさん: | そう言えば、「トラ耳」を付ければもっと良かったですね。 |
BPマスター: | ああ、そうでしたね。ネコ耳を黄色と黒で塗り分ければ良かったですね。 |
カメラマンさん: | 僕もホテルに着いてから気付いたんですよ。 |
BPマスター: | 前回の紅白の傘に対して「ペインティングですね」っていうコメントがありましたけど、今回のシッポについても「ペインティングですね」っていうコメントが来そうですね。実はあれ、パンストの足の部分を2重に重ねて作ったんですよ。一応中に針金が入っているんで、先っぽを曲げたりできるんですよ。 |
小夏ちゃん: | なんか洗い流すのがもったいないですネ。 |
BPマスター: | 小夏ちゃんが気に入ってくれて良かった。 |
カメラマンさん: | カメラマン仲間の年賀状に使わせてもらってもいいですか? |
BPマスター: | ああ、いいですよ。どんどん使ってください。結局今年は小夏ちゃんに |
小夏ちゃん: | こちらこそ宜しくお願いします。 |
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