小夏ちゃん

作品77 寅の年、2009. 12. 28
Year of Tiger, Op.77, Dec. 28, 2009


Konatsu-chan
本編へ
To the main page
壁紙コーナーへ
To the wallpaper corner
クローズアップ写真コーナーへ
To the close-up photo corner
日本ボディーペインティング美術館作品77(1/39)  「元旦に公開」という今までにないパターンですが、干支に因んだデザインなので、敢えてこのようにさせて頂きました。

 撮影は木枯らし吹き荒ぶ1228でしたので、ホテルの中庭とは言え、テラスに出るときの小夏ちゃんは決死の形相。(^_^;; 撮影中も歯の根が合わない状態でした。小夏ちゃん、本当にご苦労様でした。m(_ _)m (それでも笑顔を見せているのが流石です。)

 頭と手足に付ける小物は使っても、躯幹(=胴体)部に貼り付ける小物は使わないという主義を今まで守ってきましたが、今回はシッポを付けるとセクシーだということに気付いたため、例外としてシッポを貼り付けさせて頂きました。

 小夏ちゃんの感想は小夏ちゃんへのインタビューに書いてありますので、お読みください。
  日本ボディーペインティング美術館作品77(2/39)

右下にボタン()が付いている写真はクリックすると拡大されます。
By clicking each photo with square(), you can see the enlarged one.



スライドショー (2.5秒間隔)
Slideshow (Interval: 2.5 seconds)

スライドショー (1.0秒間隔)
Slideshow (Interval: 1 second)

800 x 1,200 pixel slideshow


 まずは制作過程からご覧頂きます。左の2枚では白い部分だけが目立つと思いますが、下半身にもうっすら縁取りが描いてあります。

日本ボディーペインティング美術館作品77(3/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(4/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(5/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(6/39)

 色は薄い順に塗っていくのが大原則ですから、まず白と灰色で胸元のファーの部分を描きます。まず帯状に白く塗った後、上下にギザギザを描くとフワフワした感じがでます。(下左の写真参照)

 胸元のファーが描き終ったらワンピースの本体を描きます。字は形を整えるのが難しいので、真っ先に描きます。

 続いて、黄色に黒い縞の寅柄ですが、ここで一工夫が必要となります。
 黒い縞を自然に配置するためには、どこに黒い縞を走らせるかを最初に決めなければなりませんが、黒を先に塗ってしまうと、黄色が濁って綺麗な黄色になりません。そこで、細い線で黒い縞の位置を決め(下の真ん中の写真参照)、黒い縞の幅の分を残して、黄色を塗っていき、最後に黒い縞を太くして(下右の写真参照)完成させます。

日本ボディーペインティング美術館作品77(7/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(8/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(9/39)

 背中も同様です。

日本ボディーペインティング美術館作品77(10/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(11/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(12/39)

 背中が完成したところですが、まだ何かが足りませんね?

 そうです。まだシッポが付いていません。
日本ボディーペインティング美術館作品77(13/39) 日本ボディーペインティング美術館作品77(14/39)

日本ボディーペインティング美術館作品77(15/39)
 シッポを付けるとこんな感じになりますが、まずはシッポの材料から説明しましょう。
 シッポはパンティーストッキングの足の部分だけを切り取り、2重に重ねてから、黄色と黒に塗り分けました。
 シッポが微妙に曲がっているのは中に針金が入れてあるからです。

 右の写真をご覧頂くと分かりますが、シッポの根元を黄色く塗った絆創膏で止めています。

 シッポの縞の間隔はワンピースの柄に合わせてもう少し細かい方が良かったですね。まあ、シッポを作るのは初めての経験なので、ご勘弁ください。m(_ _)m

日本ボディーペインティング美術館作品77(16/39)

 いよいよ外に出ます。朝のうちは日差しがあったのですが、いざ撮影を始めようとしたら、日が陰ってしまったため、小夏ちゃんは泣きそうな顔です。

日本ボディーペインティング美術館作品77(17/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(18/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(19/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(20/39)

 あまりに寒いので、屋外での撮影はそこそこで切り上げて室内に移動。小夏ちゃんの幸せそうな顔が印象的です。

日本ボディーペインティング美術館作品77(21/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(22/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(23/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(24/39)

日本ボディーペインティング美術館作品77(25/39)          日本ボディーペインティング美術館作品77(26/39)

日本ボディーペインティング美術館作品77(27/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(28/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(29/39)

 そうこうしている間にまた日が出てきたので、再度屋外へ。小夏ちゃんもさっきより少し柔らかい表情に。
とは言っても1228日ですから、寒いことに変わりはないんですが。(^_^;;

日本ボディーペインティング美術館作品77(30/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(31/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(32/39)

日本ボディーペインティング美術館作品77(33/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(34/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(35/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(36/39)

日本ボディーペインティング美術館作品77(37/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(38/39)     日本ボディーペインティング美術館作品77(39/39)

 しばらくシッポを付けている間にすっかりシッポの扱いに慣れた感じです。
まあ、元々人類の祖先にはシッポが付いていたんでしょうから、昔の記憶はどこかに残っているのかな???

小夏ちゃんへのインタビュー

BPマスター: 前の撮影のときに「良いお年を。」って言ったのに急に撮影を頼んじゃってゴメンネ。実は「これまで干支に因んだボディペってやったことないな。」って思って、急にトラを描かせてもらいたくなっちゃったんだよ。第一、干支で絵にできるのってウシとトラくらいでしょ?サルとかイノシシとかって小夏ちゃんも描かれたくないよね?そう思ったら、トラ年を逃すと次は11年後のウシ年だってことに気付いて急にお願いしたわけなんだ。しかもそれを元旦に公開して、みんなを驚かそうと思ってね。v(^_^)v
小夏ちゃん: アタシも人を驚かすの結構好きなんでお引き受けしちゃいました。v(^_^)v
BPマスター: 前回のあまりの寒さに懲りて今日はセラミックヒーターを2台も持って来ちゃったよ。実は前回の撮影のときに僕の顔と手で小夏ちゃんの体を暖めたってインタビューに書いたもんだから、小夏ちゃんのファンの方から「不必要な体の接触は避けて欲しい。」って強く頼まれてね。(^_^;;
小夏ちゃん: 助かりました。今日は暖かかったです。アタシ、ホント寒がりなんで。だけど、この前のときにはマスターに暖めてもらわなければ凍死してました。(^_^;;
BPマスター: 今日ホテルの人に聞いたら、前回撮影に使った部屋はエアコン修理中で今日は使えないんだって。
小夏ちゃん: そうですよね。あの寒さは異常でしたから、修理してもらわないとね。
BPマスター: ところで、以前から「スカートとか水着のヒモとか、ボディペで描けないものは実物を使ったらどうか」というファンの提案があったのは知ってるよね?だけど、「それは JANBOPAI 流の主義に合わない」と頑なに断ってたんだけど、今回はトラのシッポを付けちゃったよ。(^_^;; それというのも、デザイン画の段階でシッポを付けたら、それ自身が凄くセクシーだってことに気付いたんだよね。
小夏ちゃん: 最初シッポを付けたときにはちょっと違和感がありましたね、やっぱり。シッポ付けた経験ってありませんでしたから。(^_^;;
BPマスター: まあ、普通そうだよね。だけど、しばらくシッポを付けている間に、すっかりシッポの扱いがうまくなったね。テラスでの1回目の撮影が終わって、室内で撮影してる間に日が出てきたんで、またテラスに出てもらったんだけど、2回目の方がずっとシッポの扱いが様になってたよ。
小夏ちゃん: そうですか?ありがとうございます。途中からは結構シッポが気に入ってました。
カメラマンさん: コスプレとしてはこのままで外も歩けそうだよね。
BPマスター: 「寅年新春大売出しセール」とかっていうプラカードを用意してくれば商店街を歩けたかな?
小夏ちゃん: ダメですよ、寒くて凍死しちゃいますよ。
BPマスター: そうだよね、ホテルの中庭だから撮影できたけど、外は絶対無理だよね。1228だからね。JANBOPAI Museum としても2005年の1228日と並んでの最高記録だからね。
カメラマンさん: 「寅」の字、うまく描けてますよね。
BPマスター: はい、ペンキ屋ですから。前に雑誌で JANBOPAI Museum を紹介してもらったときに「まず塗装」って書いてあって、結構落ち込みましたけどね。(^_^;;
注) 「プロのペンキ屋さんだったんですか?」というメールをもらいましたが、雑誌に「まず塗装」と描かれたことを自虐的に言っているだけで、ペンキ屋ではありませんので、悪しからず。本職はエンジニアです。
カメラマンさん: そう言えば、「トラ耳」を付ければもっと良かったですね。
BPマスター: ああ、そうでしたね。ネコ耳を黄色と黒で塗り分ければ良かったですね。
カメラマンさん: 僕もホテルに着いてから気付いたんですよ。(^_^;;
BPマスター: 前回紅白の傘に対して「ペインティングですね」っていうコメントがありましたけど、今回のシッポについても「ペインティングですね」っていうコメントが来そうですね。実はあれ、パンストの足の部分を2重に重ねて作ったんですよ。一応中に針金が入っているんで、先っぽを曲げたりできるんですよ。
小夏ちゃん: なんか洗い流すのがもったいないですネ。(^_^;; もったいないんで、自分の携帯でもまた写真撮っちゃいました。v(^_^)v
BPマスター: 小夏ちゃんが気に入ってくれて良かった。v(^_^)v
カメラマンさん: カメラマン仲間の年賀状に使わせてもらってもいいですか?
BPマスター: ああ、いいですよ。どんどん使ってください。結局今年は小夏ちゃんに11作品に協力してもらったけど、ホントにありがとうネ。m(^_^)m 来年も宜しくお願いします。
小夏ちゃん: こちらこそ宜しくお願いします。
本編へ
To the main page
壁紙コーナーへ
To the wallpaper corner
クローズアップ写真コーナーへ
To the close-up photo corner
Visitors to Op.77 since Dec. 26th, 2017