小夏ちゃん

作品87 努力の積み重ね、2010. 9. 9
Pile of Efforts, Op.87, Sep. 9, 2010


Konatsu-chan
本編へ
To the main page
壁紙コーナーへ
To the wallpaper corner
クローズアップ写真コーナーへ
To the close-up photo corner
日本ボディーペインティング美術館作品87(1/47)  JANBOPAI Museum 初の試みとして、今流行のミニでフリフリのティアード・スカート(層状に重なった形のスカート)に挑戦してみました。さすがに後ろから見るとホットパンツですが、前からだけでもミニミニ・フリフリのティアード・スカートに見えれば、大成功ということにしてください。m(_ _)m

 今年に入ってから拘っているというか、こじ付けているメッセージ性についてですが、「地道に積み重ねていく努力が大事」といったところでしょうか?今回は描くこと自体も大変で結構時間がかかりましたから、本当に「努力の積み重ね」の結果です。

 因みに、ページトップの2枚の写真の背景は作品29の名前の由来になっているホワイト・サイクロンです。

 小夏ちゃんの感想は小夏ちゃんへのインタビューに書いてありますので、お読みください。
  日本ボディーペインティング美術館作品87(2/47)

右下にボタン()が付いている写真はクリックすると拡大されます。
By clicking each photo with square(), you can see the enlarged one.



スライドショー (2.5秒間隔)
Slideshow (Interval: 2.5 seconds)

スライドショー (1.0秒間隔)
Slideshow (Interval: 1 second)

800 x 1,200 pixel slideshow


 まずはいつも通り、制作過程からご覧頂きます。

 白は飛び出して見えるので、ティアード・スカートの感じを出すためにはこの配色しかないだろうと考えました。
 まずそれぞれの色のベースラインを引き、それにレースを描き加えていきます。ベースラインはどういう順序で描いてもかまいませんが、レースは隣りの色と接するため、「薄い色から」という鉄則に従って、まず白い部分を、次にピンクの部分を、最後に紫の部分を描いてきます。

日本ボディーペインティング美術館作品87(3/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(4/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(5/47)

 この段階で、ボトムの前が完成しました。今回は描くのに相当時間がかかることを最初から予想していたため、お水の出る穴のフタ(絆創膏のことですが)は最後に貼り付けることにしました。従って、この段階の写真はお水の出る穴をクローバー・マークで隠させてもらっています。

 トップは塗ってないのになぜ写真に写っているかって?サービスです。サービス!!

日本ボディーペインティング美術館作品87(6/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(7/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(8/47)

 続いて、ボトムの後ろ半分を同様に描きます。今度はフタがしてあるので、クローバー・マークは要りません。

日本ボディーペインティング美術館作品87(9/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(10/47)

 続いて、トップを同様に描きます。

 右の画像は当初予定していたデザインのデザイン画ですが、トップの形が変わっています。どうしてデザインが変更されたかは小夏ちゃんへのインタビューに書いてありますので、お読みください。

作品87のためのデザイン画

 完成したところであらためて撮影します。今回の撮影では合計250枚近い写真を撮っていますが、完成後は髪を解いて撮影しているため、首筋が写っている写真はこの1枚だけ。(^_^;; 貴重な1枚です。

日本ボディーペインティング美術館作品87(11/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(12/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(13/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(14/47)

 ボディペは原理的に肌に密着した衣服しか描けませんが、今回は前から見たときには「超ミニスカート」に見えませんか? スカートの裾が肌から離れて見えているなら、ボディペの限界を超えていることになります。言い換えると、飛び出して見える白を裾の部分に使った「視覚的トリック」が成功したことになります。


 完成したところでラブホの浴室での撮影です。バスタブが非常にユニークで貝殻の形をしています。

日本ボディーペインティング美術館作品87(15/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(16/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(17/47)

本当に小人になってしまったように見えませんか?「借りぐらしのアリエッティ」ならぬ「貝ぐらしの小夏ちゃん」です。v(^_^)v

日本ボディーペインティング美術館作品87(18/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(19/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(20/47)


 まずはラブホの敷地内の螺旋階段で撮影してみました。ローアングルから見ると一層セクシーです。

日本ボディーペインティング美術館作品87(21/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(22/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(23/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(24/47)

 続いては、同じくラブホの敷地内の石垣の前でも撮影。

日本ボディーペインティング美術館作品87(25/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(26/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(27/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(28/47)

 この後、同じラブホのフェンスの前で撮影しているときにオーナーの奥様らしき人が車で帰って来られて、「他のお客さんの迷惑になるので、撮影は止めてください。」って言われてしまったので、止む無く移動。まあ、一応必要な枚数は撮った後だったので、良しとしましょう。(^_^;;
 とりあえず全裸だとは思っていなかったようです。

 次は、ちょっとした松並木があったので、パチリ。松が道路を通る車の目隠しになってくれています。v(^_^)v

日本ボディーペインティング美術館作品87(29/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(30/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(31/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(32/47)

 続いて定番ではありますが、自動販売機の前での撮影です。
この自動販売機はホワイト・サイクロンのある遊園地のすぐ側にあって、結構交通量が多いんです。(^_^;;

日本ボディーペインティング美術館作品87(33/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(34/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(35/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(36/47)

 次はいよいよ作品29の名前の由来になっているホワイト・サイクロンの前での撮影です。どこだかお分かりの方も多いですよね?v(^_^)v

日本ボディーペインティング美術館作品87(37/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(38/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(39/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(40/47)

逆光になっていて、あまり綺麗に撮れなかったのが残念です。(^_^;;

日本ボディーペインティング美術館作品87(41/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(42/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(43/47)

 最後はボディペを洗い流すために入ったホテルの駐車場での撮影です。

日本ボディーペインティング美術館作品87(44/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(45/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(46/47)     日本ボディーペインティング美術館作品87(47/47)

 この場所は美樹ちゃんの撮影で何度も使っているのですが、この日は運悪くオーナーが監視カメラをチェック中で、「だいぶ露出度の高い服装で写真を撮っていたようですが、外での撮影は止めてください。」というご注意を受けました。いつもならTバックなのに今回はちゃんとお尻も隠しているので、「そんなに露出度は高くないですよ!!」って反論しようと一瞬思いましたが、「じゃあ、どんなんだったかもう一度見せてください。」って言われたら万事休すなので、素直に撮影を中断してホテルの中へ。
 この日は2度もご注意を受けて、小夏ちゃんはかなりへこんでいました。小夏ちゃん、ゴメンネ。m(_ _)m

 しかし、技術的には作品55と並んで「最高の自信作」になりました。小夏ちゃん、ホントにありがとうネ。m(_ _)m


小夏ちゃんへのインタビュー

BPマスター: いや〜、なんか久しぶりな気がするね。1ヶ月ぶりなんだけど。
小夏ちゃん: そうですね。去年は月2回のペースでしたから、それを考えるとちょっと間が空いた気がしますね。
BPマスター: 今年は猛暑だったんで、と言うか、いまだに猛暑が続いているんで、ある意味でボディペには絶好の年なんだけど、逆にボディペ姿で熱射病になって運ばれたら物凄く恥ずかしいだろうっていうのもあって、ちょっと控えていた面もあるんだ。(^_^;; 活動終了を見据えてペースダウンしているっていう面もあるんだけど。ところで、去年の今頃ってどんなんだったか覚えてる?
カメラマンさん: いや、あんまり覚えてませんね。
BPマスター: ここのところ本編作成までほぼ1年待ってもらっている作品が続いていて、昨日もちょうど1年前の9月12日に撮った作品71の本編を完成させて公開したところなんだけど、物凄く寒くて、海から上がった小夏ちゃんが震えていたのを思い出したんだ。作品71だけじゃなくて、作品70には北陸地方では一旦宣言された梅雨明けが取り消されたとか、作品67では8月になっても雨が続いているとか書いてあるんだよね。(^_^;;
小夏ちゃん: そうでした。マイクロ水玉ビキニのときは、ホントに寒かったです。(;_;) 逆にその後描いて頂いた作品72のときの方がずっと暖かかったですけど。
BPマスター: 昨日台風が通過していったばかりなんで、今日は天気には恵まれたんだけど、散々な日だったね。最初描かせてもらったホテルOの庭で撮影しているときにはオーナーの奥様らしき女の人に「他のお客さんの迷惑になるので、撮影は止めてください。」って言われたし、最後洗い流そうと思ったホテルLではオーナーらしき人が出てきて、「だいぶ露出度の高い服装で写真を撮っていたようですが、外での撮影は止めてください。」って言われちゃったね。ホテルLなんて美樹ちゃんを連れて来て今まで何度も撮影させてもらってるんだけど、あんなことを言われたのは初めてだよね。(^_^;;
小夏ちゃん: アタシ、他人に叱られるのがホント苦手なんです。なんか凄く落ち込んじゃうんです。今日は2回もですからね。凄く落ち込みました。
BPマスター: まあ、そう気にしない、気にしない。通報されたら困ったけど、注意されただけなら、良しとしなくちゃ。ホテルLのオーナーらしき人の剣幕だと、もし撮影現場に出てきて、ボディペだと気付いたら、絶対通報されたと思うんで、命拾いしたと思わなくちゃいけないんじゃないかな?露出度が高いどころか全裸なんだからね、ホントは。
小夏ちゃん: マスターはホテルOの柱に車をぶつけちゃうし。
BPマスター: いや〜、恥ずかしながら、叱られて動揺していたみたい。右のテールランプをぶつけちゃったよ。
カメラマンさん: ホテルの庭で撮影するっていうのはやっぱり無理なんじゃないですかねえ?
BPマスター: まあ、そろそろボディペを卒業しろっていうことなんじゃないですかね。(^_^;; そうそう、肝心の作品の感想を聞くのを忘れてたよ。
小夏ちゃん: 凄く好きでした。なんかとっても可愛くて。またいつも通り、自分の携帯でも写真を撮ってもらっちゃいました。
BPマスター: とは言っても最初のデザイン画とはかなり変わっちゃったけどね。
小夏ちゃん: そうですね、最初はボトムと同じ幅のチューブトップのブラでしたからね。
BPマスター: まあ、仕方ないよ。ボトムだけで2時間かかっちゃったっていうこともあったけど、それ以上に小夏ちゃんのバストが大き過ぎて、チューブトップ・ブラを描かせてもらうこと自体に無理があったっていうことだよね。チューブトップ・ブラが胸の凹凸の通りにデコボコしちゃまずいよね。
小夏ちゃん: まあ、結果的にはとっても可愛いデザインになったとは思いますけど、ホテルLのオーナーがいう「露出度の高い服装」にはなっちゃってますね。(^_^;;
BPマスター: 叱られて落ち込んだから、もうボディペは止める?
小夏ちゃん: いえ、やります。喜んで見てくださるファンの方がいてくれるんで、頑張ります。
BPマスター: ありがとう。作品数では今まで一番多かったBPクィーン様と並んで17作品になったからね。じゃあ、次回までにしっかりロケハンしておくね。
本編へ
To the main page
壁紙コーナーへ
To the wallpaper corner
クローズアップ写真コーナーへ
To the close-up photo corner
Visitors to Op.87 since Dec. 27th, 2017