March 4th, 2003 |
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昨年末の作品90で正規の制作活動は終了したのですが、今回の東日本の大震災で「何かできないか」と思い、その気持ちを形にしました。 亡くなった方も多い中で、「ボディペで応援などとふざけている」というお叱りを受けるかも知れませんが、心から心配しているという気持ちを汲んでください。 メッセージボードに書いてある「ささえよう!東北」と「がんばれ!東京電力」は東北と関東の人たちに対する心からのエールです。 (いつも冗談半分で作っているインタビューは自粛します。) 胸に描いたワシは仙台に本拠地を置くプロ野球球団「東北楽天イーグルス」を、そして東北全体を表していると思ってください。まっすぐに前を向いて進むワシと共に、明るい未来を切り拓いて欲しいと心から祈っています。 |
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一度は作品制作を終了したのですが、東日本大震災が起こり、多くの人がなくなり、福島第一原発が水素爆発を起こし、多くの人が避難生活を強いられるという状況の中で、何かをしたいという衝動に駆られ、居ても立てもいられなくなりました。3月11日に地震が起こり、日々津波の映像を見せられ、福島第一原発は時々刻々と深刻な状況が明らかになってくる中で、何ができるかを一生懸命に考えました。
「被災者の中にも JANBOPAI Museum のファンは必ずいてくれる。福島第一原発で命を懸けて働いている人たちの中にも必ずファンはいてくれる。たとえ一人でも
JANBOPAI Museum からのエールを受け取ってくれる人がいるなら、やっぱりエールを送りたい。」そう思いました。
日付を見ていただくと分かりますが、地震が起こったのが3月11日。3月19〜21日は三連休。人出が少ない平日で撮影可能な日でできるだけ早い日ということで、この日になりました。小夏ちゃんもなんとか被災者の方々を助けたいということで、すぐにOKしてくれました。
いつものように制作過程からですが、今回からは実際に描いている場面はありません。何故かというと、今回からカメラマンさんがいないからです。
シングル・マザーの小夏ちゃんにモデル代を全部渡したいと思い、今回からカメラマンさんなしの2人だけの撮影ということにしました。
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胸に描いたワシは「東北楽天イーグルス」を、そして東北全体を表していると思ってください。 パンティーは写す必要がありませんが、サービスです。 あっ、すみません。今回はオフザケを自粛するつもりでいたのですが、ついつい。(^_^;; |
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ボトムの後ろ半分が完成したところで撮影。カメラマンさんがいないので、意識して制作を中断しない限り、写真が残りませんから。 右の画像、いやらしくていいでしょ? あっ、またまたすみません。ついつい、いつもの癖が出て。(^_^;; |
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完成したので、まずはホテル内で撮影。まだ、3月ですし、今回は背中に何も描いてありませんから、後ろから見ればトップレス。撮影場所探しに苦労しそうなので、室内でそれなりの枚数撮影しておきます。
小夏ちゃんがバストをセクシーに持ち上げてるって?違います、違います。「東北」を意味する「ワシ」をみんなで支えようというアピールです。
最初の撮影場所に選んだのは錆びた古いボンネット型のトラックと建築資材が置いてあるこの場所。テーマは「ガレキと復興」です。
この場所は以前からいつか撮影に使いたいと思っていたのですが、こういうテーマで使うことになってしまったのは大変残念です。
次の撮影場所に選んだのは林の奥にアーチ橋が見え、芽吹きを待つ木があるこの場所。テーマは「絆と再生」です。
実は林の向こう側には貯水池があり、綺麗な写真が撮れる場所がたくさんあるのですが、どういうわけかどこにも車が停まっていて写真が撮れませんでした。今回からカメラマンさんがいないので、車で行けるところでしか写真が撮れないのです。(;_;) 今回は後ろから見るとトップレスですからね。(^_^;; |
次の撮影場所に選んだのは高速道路の高架橋の脇。テーマは「未来への架け橋」です。
小夏ちゃんは髪の毛が背中の真ん中まであるので、かろうじて背中が隠れていますが、やっぱり見た目はトップレス。車が来たらどうしようかドキドキしながらの撮影です。(^_^;; そうそう、明るい日差しが嬉しいですネ。テーマに合わせて「明るい未来」を暗示してくれているんでしょうね。v(^_^)v |
最後の撮影場所は送電線の鉄塔の前。心の底から「がんばれ!東京電力」と言いたいです。
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最初は「がんばれ!東京電力」というスローガンを胸の前に掲げてもらいましたが、折角の小夏ちゃんの胸が隠れてしまいますので、ウエストの位置に下げてもらいました。(^_^;; | ![]() ![]() |
自分たちには何の責任もないのに故郷に帰れない人たちが16万人もいるのに、東電の関係者は果たして解決のために全力で努力しているでしょうか?「福島第一原発の汚染水は港湾内にブロックされている。」などとうそぶく総理大臣は論外で、相手にする気さえ起きません。
地元の人たちの心情を、そして現状を知りたくて、関西から 1,400 km を自分の車を運転して、2回(
2011 年と 2013 年)現地を訪問しました。東京オリンピックで浮かれている人たちがいる中で、復興工事のための土木関係者が集まらなくて困っている現地の人たちの心にいつまでも寄り添いたいと思っています。
津波の規模、仮設住宅の暮らしにくさは現場に行かないと分かりません。3階建てのマンションの屋上にクラウンがのっかっている光景を見たときには「信じられない」という言葉以外、言葉が出ませんでした。このマンションに住んでいた人たちが無事だったかが今も気になっています。皆様も是非一度現地をご覧ください。本当の痛みが分からないと、本気の支援の必要性が分かりません。被災地以外の人にはまだまだ「本当の痛み」が伝わっていない気がします。
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