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ボディーペインティング哲学館

 日本ではまだ認知度の低いボディーペインティングですが、海外では立派な一つの「表現手段」として多くの人に認められており、その位置付けは、「芸術の一ジャンル」「イベントでの出し物」「露出の手段」「仮装の一形態」「夫婦間の愛情表現の手段」など、様々な意味合いを持っています。

 各国のボディーペインティングに対する考え方には非常に大きな差があり、日本においては「色物(「エロもの」かも)」という受け止め方しかされていませんが、お隣の韓国ではボディーペインティング専門の会社があり、そこではちゃんとしたカリキュラムを設けて専門的な教育も行われています。また、全世界のアーティストが一堂(と言っても野外の会場ですが)に会して技を競う World Bodypainting Festival といった大規模な催しもあります。

 そのような国情の違い、個々の作者の立場の違いを一まとめにして論ずることは到底無理なので、ここではいろいろな事例を挙げることにより、漠然とでも良いからボディーペインティングのいろいろな意味合いを理解してもらえればありがたいと考えています。


 良く「5W1H」と言いますが、ボディーペインティングの場合、「する人」「される人」がいるために、「6W1H」(="What", "Why", "When", "Where", "Who", "To Whom" and "How"に着目して事例を挙げていきます。


何を描くか?("What")

 まず、何を描くかから述べるのが分かりやすいと思いますので、以下の5つに分けてみました。ここでは非常に大雑把な分類を試みましたが、世界的には物凄いバリエーションがあって、とても簡単に分類することは困難です。どんなバリエーションがあるかが分かる最適なページがありますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。あまりの発想力の豊かさに絶対驚かされると思います。

その1は、単に体を「キャンバス」として使うものです。 全身に前衛的な絵を描いたりしますが、体をキャンバスにする必然性がなく、この立場は支配人にはなかなか理解できません。
その2は、「着ぐるみ」的ボディーペインティングです。 World Bodypainting Festival などで行われているものは極めて本格的でメークアップのプロたちが顔から体全体に芸術性の高いボディーペインティングを施します。
その3は、「仮装の衣装」としてのボディーペインティングです。 アメリカの Key West で行われる Fantasy Fest ではボディーペインティングで町を歩くのが毎年の恒例行事になっています。また、リオのカーニバルでも最近は衣装としてボディーペインティングが多用されています。
その4は、「アクセサリー」としての面です。 これは「タトゥー」と呼ばれるで、主にワンポイント的な図柄を肩や胸に描きます。
その5は、「騙し絵」としての面です。 「騙し絵」にもいくつかの考え方がありますが、趙 Yさんの作品は正に「トリック・アート」だと思います。一方、Veruschka さんの作品は背景に自分の肉体を溶け込ませる手段としてボディーペインティングを使っています。

当美術館では第5の「騙し絵」の立場から支配人独自の手法独自の作品を制作・展示しています。
「騙し絵」の世界がどんなものか、どうやって描くのか、じっくりお楽しみ下さい。


何の目的で、いつ、どこで、誰が、誰に描くか?
("Why", "When", "Where", "Who" and "To Whom")

何の目的で いつ どこで 誰が 誰に
芸術のために 然るべきときに 個人のアトリエや
コンクール会場で
芸術家が 専門のモデルに
撮影のために 然るべきときに 然るべきところで ボディーペインターが 専門のモデルに
制作過程を参加者に見せるために イベントの際に イベント会場で ボディーペインターが 専門のモデルに
仮装のために お祭りなどのときに 専門の店で ボディーペインターが 素人に
露出のために 抜き打ち的に 然るべきところで ボディーペインターが モデル・素人に
スキンシップのために 然るべきときに 自宅・幼稚園等で 素人が 奥さん・恋人・園児たち等に

いかにして描くか?("How")

 「いかにして描くか?("How")」ボディーペインティング技術館をご参照下さい。

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