March 4th, 2003 |
第1のシンボル First Symbol 第2のシンボル Second Symbol |
体に絵を描く方法はいろいろありますが、その主なものを挙げます
(「何で塗るか」と「何を塗るか」が混在した形になっていますので、少し気持ちが悪いですが。)
分類 | 概要 | 利点 | 欠点 | 作品例 |
エアブラシで絵の具を | 一言で言えば、スプレーで絵の具を吹き付ける方法です。国際的に見ると最も一般的な方法です。 |
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海外アーティストの作品はほとんどがこの方法で描かれています。 制作過程についてはエアブラシでの制作過程をご参照下さい。 |
ブラシ(絵筆)で絵の具を | ブラシと言うより絵筆と言った方が分かりやすいと思いますが、体をキャンバスにして水彩画を描くと思って下さい。 |
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日本国内の雑誌企画はほとんどがこの方法で描かれたものです。 World Bodypainting Festival でも相当数はこの方法を使っています。 制作過程についてはブラシ(絵筆)での制作過程とスポンジでの制作過程をご参照下さい。 |
スポンジで絵の具を | スポンジに絵の具を染み込ませて使うこともあります。 | |||
リキッドラテックスを刷毛で | リキッドラテックスという一種のペンキを体に塗ると思って下さい。リキッドラテックスは乾くと膜になります。 |
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国内のビデオ用(例えば、最後の露出や聖露出シリーズなど)で盛んに使われています。 また、一部の海外アーティストの作品(例えば、Mark Greenawalt さんの作品やFilippo Ioco さんの作品にも使われています。 |
フェースペインティング用スティックを | 口紅のような形のスティックを塗ります。 |
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ボディーペインティング作品としては聞いたことがありません。 |
ヘナを | タトゥー用の材料である「ヘナ」を使います。 |
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広義ではボディーペインティングと言うのでしょうが、狭義ではタトゥーに分類されます。 |
ペイントマーカーを | マジックインキのような形のもの(正確には三菱ペイントマーカー)で絵を描きます。色を体に染み込ませるのではなく、色の付いた「顔料」と呼ばれるものを体に塗るため、石鹸で洗うとポロポロと落ちます。 |
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当美術館の全作品はこの方法で描かれています。ただ、当美術館以外では聞いたことがありません。まあ、素人向けのお手軽な方法の一つということですね。詳しくはBPマスターのボディーペインティング講座をご覧下さい。 |
日本ではプラモデルを作る人が使っている程度のエアブラシですが、海外のボディーペインティング界では極めて一般的な方法です。
ホースから空気を送り出して、絵の具を吹き付けます。
重ね塗りが自由にできるので、グラデーションも自然です。さすがプロの技で、とても真似ができません。
(写真はいずれも European Bodypainting Festival 2002 からダウンロードさせて頂いたものです。)
木目模様のボディーペインティングは圧巻です。描く人の根気にはただただ脱帽です。
ついでですが、European Bodypainting Festival では必ずショーツを身に付けなければならないので、
ショーツの上から絵を描きます。(中には名前ばかりのショーツもあるようですが。(^_^;)
この点だけは JANBOPAI Museum の方が進んでいますね。\(^0^)/
日本でも一般的な絵筆によるボディーペインティングは海外でもオーソドックスな方法の一つです。
(写真はいずれも European Bodypainting Festival 2002 からダウンロードさせて頂いたものです。
広い会場のあちこちで数多くのアーティストが制作している状況がお分かり頂けると思います。
なお、Bodypainting Festival は2004年からは World Bodypainting Festival として開催されています。
詳しいことをお知りになりたい方は World Bodypainting Festival の公式ホームページをご覧下さい。)
「スポンジ」と言っても、柄が付いているものと付いていないものがあるようで、
広いところを塗るには柄のないものを、細かいものを描くときには柄のあるものを使っているようです。
(写真はいずれも European Bodypainting Festival 2002 からダウンロードさせて頂いたものです。)
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