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ボディーペインティング海外資料館

 海外ではボディーペインティングがしっかりとした市民権を得ており、いろいろなところで場面で活躍しています。あまりにいろいろな場所で活躍しているため、どう分類して紹介したら良いのか迷いましたが、ここでは目的別に紹介することにします。ここでは、宗教目的芸術目的商業目的娯楽目的の4つに分けてご紹介します。

 なお、目的別の分類以外にも何を描くかで分類することも可能ですが、それについては既にボディーペインティング哲学館で述べましたので、ご興味のある方はボディーペインティング哲学館をご覧ください。また、どんなバリエーションがあるかが分かる最適なページがありますので、ご興味がある方は是非ご覧ください。あまりの発想力の豊かさに絶対驚かされると思います。

宗教目的

 体に色を塗るボディーペインティングの起源はオセアニアやアフリカの祈祷の祭の、泥や木の実による彩色にあると考えられます。その後、ヘナを用いる形も登場してきます。ヘナを使った、いわゆるタトゥーは現在女性の間にファッションとして広く流行していますが、本来は宗教的な意味合いを持って行われたものと考えられます。

芸術目的

 人間の体を立体的なキャンバスと考えて、いろいろなテーマで彩色を施す芸術としてのボディーペインティングがあります。その一つとして当美術館同様、いかにリアルに衣服を描くかを突き詰める流れもありますが、それ以外に動物やロボットに見立てる流れや背景に同化させる手法と考える流れもあります。
 以下にいくつかの例を示します。

ワールドBPフェスティバル

Veruschka さんのBP作品

Craig Tracy さんのBP作品

Mark Greenwalt さんのBP作品

Emma Hack さんのBP作品

Filippo Ioco さんのBP作品

Peter West さんのBP作品

趙 YさんのBP作品

BP London のBP作品

ウェブ・サイト "BODY ART"

商業目的

 商業目的という分類は非常に広範囲に及びます。出版映画がこの分類に入りますが、いわゆる「エッチ・サイト」もこの分類に入れました。「エッチ・サイト」については娯楽目的だというご意見もあろうかと思いますが、サイトを見る側が娯楽目的であっても、サイトを提供する側は商売が目的なので、商業目的に入れました。そういう意味では次の「娯楽目的」に入れたリオのカーニバルは商業目的に入れべきなのかも知れません。
 以下にいくつかの例を示します。

<出版>
スポーツ・イラストレーテッド


オーストラリア女子サッカー・チームBPカレンダー

<映画>
映画「ハムナプトラ2」のアナクスナムン


映画「リトル・マーメイド」(実写版)のアリエル

<インターネット>
アルス・スキャン


セックス・ワールドカップ 2006

<インターネット/テレビ>
Pintura Corporal (人体絵画)

娯楽目的

 娯楽目的というより「お祭り目的」と言った方が良いのかも知れませんが、世界各国には堂々とボディーペインティング姿で楽しむお祭りがたくさんあります。商業目的の「エッチ・サイト」との違いは「見る側」ではなく「見せる側」として参加することです。
 以下にいくつかの例を示します。

キーウエストのファンタジー・フェスト

Key West Fantasy Fest の Michele さん

Key West Fantasy Fest のフルBP

Fremont Solstice Fair のBP自転車パレード

リオのカーニバル
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